【第15回】白いスニーカー
店頭で悩んだ末にちょっぴり背伸びして買った白いスニーカー。
そして待ちに待った親友と山間の温泉旅に出発。
駅に降り立ち、ナビアプリを開くと「最速ルート」と「別ルート」の表示。
駅員に聞くと、最速ルートは徒歩15分、別ルートは30分かかるという。
ただし最速ルートはところどころ未舗装だったり水たまりもあるが、自然豊かで多くの人はそちらから行く話し、一方の別ルートは舗装されたゆとりある歩道で街並みを見ながら歩くルートとのこと。
親友は「早く温泉に入ろう」と最速ルートを促すが、あなたは足元の白いスニーカーを眺めながらモヤモヤ…。
さてあなたの選択は如何でしょう。
中には最速ルートを選択し、そして帰宅後に泥の染みついたスニーカーを眺めて後悔する人もいるのかもしれません。
このストーリーには「最速ルート」を選択する幾つかの行動経済学のキーワードがいくつか取り入れられています。
今、私たちの世界経済の成長を期待した長期分散投資は不確実性(ブレ幅)の高い時に差し掛かっています。
グローバルから分断社会、ニューサウスの台頭、そして地政学リスクの拡大。
かつて筆者は上昇を続ける市況に「乗っかり」最速ルート(過剰なリスク)を選択、その結果、大きな水たまり(リーマンショック)にハマり、白スニーカーどころか全身泥まみれになり、自分の体力(耐力)を過信しすぎたことにひどく後悔をした経験があります。
私たちは昨今のリスク許容度を度外視し、リターンとコストのみを重視するSNS (駅員や親友)の発信に危機感を感じています。
2%の物価上昇によってお金の価値が傷まないように、できるだけ多くの資産をお預かりし、お客さまのリスク許容度とライフプランに基づいたゴールを目指す。
私たちの道のりはまだ長いですが、その方針は変わるとこなく、一方で戦術は変化させていきたいと考えております。
継続はチカラなり。
エフピーサポート経営理念
「一人ひとりのお客様の金融アドバイザーとして貢献する」
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